『小さな人生論3』

月刊雑誌『致知』の編集長、藤尾秀昭氏による巻頭言を集めたものの3冊目。
タイトルどおり、沢山の「人生論」が藤尾編集長の磨き上げられた文章でつづられている。
雑誌『致知』は、毎月テーマが決まっていて、
巻頭言はそのテーマに関することが書かれる。
例えば、第一章「人生を開花する」の内容は、
「縁を生かす」
「幸福論」
「心の力」
「開発力」など。
『致知』という雑誌は、
どの月の記事にも先哲賢人の知恵が詰められていて、
私にとっては、「生き方の背骨」となる雑誌。
おそらくそう感じている致知読者は多いだろう。
文章も、読んでいて気持ちよいくらい簡潔、明瞭、奥深い。
美しい日本語の文章のお手本だと思う。
『小さな人生論』はそんな雑誌「致知」のエキスが
ギューッと詰まった本である。
日々、ハッピーなこともあればトラブルもある。
そんなときは、この本を開き、深く反省するときもあれば
五体満足で生きている幸せを噛みしめたりもする。
メンターのような本。